2005-01-01から1年間の記事一覧

なぞなぞ

水平面の断面は丸であり、垂直面の断面は長方形であり、はっきり書いてしまうと円柱であり、大阪の中心街にあり、東京の中心街にあり、はっきり書いてしまうと立方体であり、垂直面の断面は長方形であり、水平面の断面は長方形であるもの、なーんだ。

賭けをするとする。賭けの時に選べる選択肢がいくつかあるとして、それぞれの期待値を求めることによって、どの選択肢が得でどの選択肢が損かということが判断できる。普通の賭けであれば、ある選択肢を選べば必ず得をするということはない。しかし、そうで…

滝行

皆さんに、滝行をお勧めしたい。まぁ、私ぐらいになると、毎日のように滝行を行うのである。今日も先ほど滝行を行い、心身共に非常にすがすがしい気分になっているところである。滝行と言っても、滝まで出向く必要があり、大変である。まぁ、私ぐらいになる…

アウラ(003)

アウラという表現だが、いわゆるオーラのことである。アウラを感じさせる人というのは時々出会うもので、そういう人は黙っていても存在感があるものである。電波を感じさせる人というのも時々出会ってしまうが、そういうのは気づかなかったふりをしておく方…

バトン

あるところにさえないサラリーマンがいました。彼は甲斐性なしでしたので、サラ金から借金をしました。最初はちゃんと返済していたのですが、次第に返済が滞るようになりました。必然的に自転車操業のように返すために借りる、また返すために借りる、という…

タン

炭化したタンをたんと味わった。 人肉でした。 自分の…。 今まで生ではかじったことがあったんですがね。 タンは牛ので焦げてないのが好みです。

におい

酸素や窒素は無臭ということになっている。においとは、鼻にある受容体がなんらかの物質を感知して脳に信号を送ることによって感じるものである、たぶん。で、無臭の物質ではその信号が送られないということなのだろう。酸素や窒素は空気中に常に大量に存在…

昔の記憶

どうやら、とんでもない世界にいるようだ。遙か悠久の過去より引き継がれた記憶によって、行動が左右されているような世界である。自己だと感じているものまで不安定になる気がする。我々には先天的なものが備わっており、それに従って生きている。いや、む…

外延/内包(019)

blogのポータルサイトによくある、最新の記事一覧みたいなものを実際に見てみる。それらによって、blogは外延で表現されている。一方で、検索エンジンで「blogとは」などとして検索してみると、いろいろと定義が出てくるが、それらは内包で表現されたblogで…

暗黙知(前奏その1)

こう、チャーハンを作る。具を炒める。ご飯を入れる。塩、こしょうを入れる。む、ちょっと塩が足りないか、と塩を足す。今日のチャーハンは野菜の甘みがよく出ていて、おいしそうだ。こう、かぼちゃの煮付けをつくる。切ったカボチャを火にかけ、軽く油をな…

万引Gメン

FBIも大変だ。

万引禁止

古レコード屋に行ったところ、「万引禁止」と書かれたCDがあった。ゴシック体で「万引禁止」とだけ書かれている。万引きするなという店側からの注意にしては控えめで、商品にしては派手すぎる、非常に気になるものであった。見てみると、どうやらサブリミナ…

非常識です

頭の悪い子に、「お前は頭が悪い」と言ったところで、関係がこじれるだけである。どんくさい子に、「お前は運動神経が悪い」と言ったところで、関係がこじれるだけである。頭が悪いことや、どんくさいことは、誰よりも本人が知っているわけで、それを指摘さ…

幻神話

幻は幻。神話は神話。幻の蛇、つちのこ。つちのこを捜索すると、打ち上げで酒が飲めます。

異端(007)

最初はみんながある程度同じような考えをしているという前提がある。ふと、どうも自分たちとは異なる行動をとる者の存在に気づく。これはいかん、となぜか危機感を持ち、自分たちの方が正しいという主張が現れる。このようにして「正統」が作られる。認識さ…

制度(062)

日記というものは毎日つけるからこそ日記と呼ばれる。毎週つけるなら週記とでも呼ばれるものになる。Blogはまた別で、例えば、三日に一回ぐらいのペースで更新されるものがあっても誰もおかしいとは思わない。それは、Blogはそういうものなんだ、という暗黙…

坂の上の駅

ここに一つの駅がある。この駅に入ってくる電車は減速する必要がある。この駅から出て行く電車は加速する必要がある。ここに一つの坂がある。この坂の上に向かってボールを転がすと減速する。この坂の上からボールを転がすと加速する。ここに一つの坂の上の…

3人の性格

A、B、Cの3人にそれぞれa、b、cの数字が書かれた3枚のカードを配った。 c自然数とする。 ここで、A、B、Cの3人はほかの2人の数字を当てることにした。 まずAが「決められない」といい、 そのあとCが「決められない」といい、 その後、Aが「Bさん、あなたは決…

聞き上手

憎まれ口きき上手。なにがなんだか…。

システム(054)

やかんはシステムである。システムとは何か、というのは非常に難しい問いである。難しいのだが、二つのとらえ方を書いておく。一つめは、何かが組み合わさったものがシステムである、というものである。二つめは、入力を受け付けて出力を出すものがシステム…

デジタル/アナログ(071)

世の中に出回っている時計の中には、デジタル時計とアナログ時計があるが、どちらが多いのだろうか。根拠はないが、純粋に時計として使われているもの、つまり、ビデオデッキに付いている時計とかを除く時計を考えると、アナログ時計の方が多いような気がす…

マンホールの蓋が丸い理由の真実

土管が丸なのに、丸以外のもので蓋をするなんて、非効率だと思わないかね?それとも何か? 君のうちの鍋の蓋は四角なのか?ウチの蒸し器は四角アルよ。四角い土管は「四角い仁鶴がまぁーるく収めまっせ」ということで、今後、順次丸くなっていきます。

マンホールの蓋が丸い本当の理由

昔、イギリスの田舎町であったお話です。その頃は、自動車がまだ無く、馬車が重要な交通手段でした。ある時、ある貴族とその息子たちが馬車で遊猟へ出かけました。狩りを楽しんだあとの夕刻の帰り道のこと、たまたまその田舎町を通っているときに、貴族たち…

マンホールの蓋が丸い理由

「マンホールの蓋はなぜ丸いか?」え?四角いマンホールの蓋も見かけますが?あぁ、わかった。定義の問題ですね。蓋が四角いものはマンホールと呼ばず、丸いもののみをマンホールと呼ぶ。定義より、マンホールの蓋は丸い。(証明終了)

真に受けてはいけない

世の中にはためにならない情報が大量に存在するわけで、すべての情報を信じると酷い目に遭うというか、そもそもすべての情報が正しければ世の中矛盾だらけになってしまう。それもまたおもしろいのでいいんですが。で、theのことです。例えば、太陽は英語でsu…

陳腐な話

よくある陳腐な話でした。しかし、「わたし」から何を想起するかというところに、この話の本質はある。人それぞれ、誰を、もしくは何を、思い浮かべてもかまわない。参考までに、私にとっては「わたし」はインターネットであった。「好きな本は何ですか」「…

なまえ

わたしにはなまえがありません。 にんげんたちははわたしをおなじよびかたでよんでいますが、 それはわたしのなまえではありません。 そこでわたしはわたしのことばでわたしになまえをつけました。 けれどにんげんたちはわたしのことばはわかりません。 だれ…

他者(067)

自分以外がすべて偽物であるというのはわりと自然に起こる発想である。手塚治虫の比較的初期の作品にもそういう視点の物語があったと思うし、マトリックスもそういう発想が根本にあると考えられる。このように、自分が認識している世界をすべて疑い、疑って…

誠一郎

生を知るには、死を知ること。喜びを知るには、悲しみを知ること。楽しみを知るには、苦しみを知ること。そして、常軌を知るには、凶行を知らなきゃいけない。と言うわけで、自己を知るには、他たる己を知ること。そんなことを考えながらソファでうとうとと…

自己(052)

自己紹介のかわりに、「タコ紹介」というのをやることがある。ここで言う「タコ」には「他己」という字が当てられるのだろうが、一応そんな言葉は無いことになっているらしいですよ。自己という言葉を英語に訳すとおそらく、"myself"になると考えられる。「…